既存で展開する商品が2,000万後半のため土地込みとなってしまうと4,000万近くとなり、予算が限られている土地なしのお客様の取りこぼしが課題でした。
課題であった予算に限りがある土地なしのお客様に対して、3,000万前後の予算で家づくりを提案できるようになりました。お客様に合った提案が出来ることはもちろんですが、集客が難しい時代となり、1組あたりの集客コストも高くなりがちですが、集客コストが無駄になりにくくなったのも良かった点ですね。
既存の商品の場合、間取りごとに費用をお客様に提示する必要があったので、見積もりを出すまでの手間や時間がかかっていましたが、いろは.いえの場合は価格がワンプライスなので、こちらの手間も省くことが出来ますし、お客様からしても価格が明瞭なので、その場で判断できるのでスピードは早くなりました。実際にリードタイムとしても1~2週間は早くなっていると思います。
私がお客様との商談や打ち合わせなど予定が入っている状況で、別のスタッフが新規のお客様への接客が必要になる場合があるのですが、やはり価格が明瞭かつ、間取りは自由という特徴が分かりやすいので、パートさんでも商品の特徴をお客様へお伝えすることが出来ています。お客様からすると初回接客は誰が担当するということよりも、早く特徴を知り検討すべきか会社かどうか判断したいはずなので、誰でも簡単に商品説明が出来るというのは非常に助かっています。
当社で特に女性のお客様から反応が良いのが「CRASH GATE」です。建物だけで、価格が明瞭な商品は他にもあるけど家具付きでというのは他にないので、お客様からしても新築に掛ける総予算がイメージしやすいというのが、良い評判の理由だと思います。
いろは.いえのシリーズには、災害対策の「LIFE」や家事ラクの「家事短」、「平屋」やおしゃれな家具付きの「CRASH GATE」など様々な商品が用意されていますので、お客様の趣味嗜好によって提案の幅が広がるというのは、接客のしやすさに繋がっています。なおかつ全てのシリーズにおいて価格が分かりやすいというのはやはり魅力のようです。
やはり、家具付きやLIFEなどバリエーションがある価格が分かりやすい商品だということ。
土地なし客に対して、金額の話がその場で出来る。プラン提案する次の週までの価格の不安がない。
住宅以外の商品の場合、基本的には商品の価格が明瞭なものばかり。しかも今の若い世代はネットで物を購入するのが主流のため「買う・買わない」の判断を早くするのが当たり前になってきています。その時代の中で、ヒアリングをして見積もりを提出して、そこから図面の修正が入り、また見積もりを提出し直してということでは、お客様にとってもストレスが溜まることになります。そして、何よりそれだけの工数をかけても受注できない場合も多いのがこの業界の習慣ですが、これまでよりも効率の良い働き方を求められる時代で、そのロスは本当に生産性を下げる大きな要因といえるでしょう。価格が明瞭かつ分かりやすい、そして企業側も無駄が減るというのはこれからの時代にフィットする商品だと思います。